運動後の食事は血糖値をおさえましょう
「毎日運動をしているから腹いっぱい食べる」とはいかないですよね。
せっかく運動をいっぱいしても高カロリーの食事を続けていれば
摂取カロリーのほうが上回るため脂肪燃焼効果は期待できません。
特に過剰に糖質を摂取し血糖値を急激に上昇させる食事では
ブドウ糖が消費されずに余ってしまい、脂肪として蓄積されていきます。
・・血糖値とは
血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことを言います。
・・・ブドウ糖とは
糖、であり、これ以上分解されない単糖類の一つです。
ちなみに、果物のブドウにたくさん含まれているからブドウ糖だそうです。
脂肪を蓄積させない為にはブドウ糖の摂取量を減らしましょう。
ブドウ糖が不足するとどうなる?
ブドウ糖は私達の体内にとって大切な栄養素で
全身のエネルギー源となります。
そのため、ブドウ糖が不足すると、体が疲れやすくなります。
また人間の脳にとってもブドウ糖が栄養源です。
ブドウ糖が不足してくると、集中力がなくなったり
思考力が低下するなどの症状が出てきます。
このことからブドウ糖は欠かせないことがわかります。
1日にどの位のブドウ糖を消費しているのか
何もしなくてもおよそ260g、脳だけでも1日で120gのブドウ糖を消費しています。
寝ている時でも、脳は1時間当たり5g、のブドウ糖を消費しています。
だから、運動や勉強などを行った場合は補給が大切になってきます。
1日にどの位のブドウ糖を摂ればいいのか
総エネルギー摂取量の50~65%が糖質摂取の基準となります。
男女で1日に摂るべきエネルギー量が違うために糖質の摂取量も異なってきます。
ちなみに、糖質は1グラム約4キロカロリーです。
(一例として)
ある女性の場合、1日に必要とする総エネルギー量は1,750キロカロリーです。
この事より、1日に必要となる糖質量は1,060キロカロリーとなります。
(総エネルギー摂取量の50~65%が糖質摂取の基準)
糖質は1グラム約4キロカロリーですから
重さにして約251グラムの糖質摂取が必要となります。
ある男性の場合、1日に必要とする総エネルギー量は2,300キロカロリーです。
1日に必要とする総糖質量は、1,322キロカロリーとなります。
糖質としてのグラム数は、約330グラムです。
この摂取量はあくまでも目安です。
ご自身の身長や体重、それから日常の生活状況の負荷状況により
変わりますから注意してください。
過度にブドウ糖が不足するのは危険です。
ブドウ糖を減らせとか、不足すれば危険とか、矛盾していますね!
結果として、一定の血糖値を保つことが大切といわれています。
ご自身の体形や日常生活の状況から必要な総エネルギーを試算して
糖質の摂取量を考えて下さい。
※食事内容や生活スタイルに合わせて調節してみてください。