思った以上に弓道の観戦が素晴らしい経験でした。

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毎年、春に青森県の十和田市中央公園で桜並木の中を、女流騎士による流鏑馬(やぶさめ)大会「桜流鏑馬」が行われているニュースをよく拝見していました。華やかな衣装と馬を駆る姿、そして馬上より弓を放す姿は見事で華麗です。何でも日本各地で行われている流鏑馬(やぶさめ)は、そのほとんどが奉納行事であるため、女性が参加することはないみたいですが、「桜流鏑馬」は女性限定の大会だそうです。

このような華麗な伝統武術のなかで弓を放す姿を見ている内に弓道に少々興味がでてきました。

近頃ではテレビのドラマやCMでも弓道のシーンが見受けられることも多くなり、ますます興味が湧いてきたところに、運よく近郊の武道館で弓道の試合を観戦する機会に恵まれました。


 

現代の女子高生はどんなスポーツに興味があり所属しているのか調べたところ、驚愕の事実が判明しました。少し古い資料からですが、全国高体連の加盟・登録状況(H 27年度)より、女子スポーツの中で競技人口が一番多いのはバスケットボールでしたが、よくよく見てみるとベスト10の中に弓道が入っています。

ものすごくマイナーなイメージがあったのですが、これはもう女子高生の中では十分メジャーなスポーツの一つではないでしょうか?

「競技人口」

1位 バスケットボール:約6万2千人

2位 バレーボール:約6万人

3位 バドミントン:約5万5千人

4位 陸上競技:約4万人

5位 テニス:約3万8千人

6位 ソフトテニス:約3万5千人

7位 弓道:約3万2千人

8位 ソフトボール:約2万2千人

9位 卓球:約2万人

10位 剣道:約1万6千人

他にも、柔道、剣道、弓道、この3つの武道を部活動の部員数(男女総数)が多い順に並べてみると、なんと、1位:弓道、2位:剣道、3位:柔道の順で、弓道がもっとも部員数が多いことが判明しました。これも、意外でした!


弓道は誰でも名前を知っていると思いますが、実際に弓を射る事を目にする機会はそう多くはないのではないでしょうか?実際、私もそうでしたが試合を見る機会があった事で、最近になってますます興味がでてきました。

弓道の試合ルールを簡単にご紹介してみたいと思います。

弓道は学生の(団体戦・個人戦)を除けば完全に個人競技です。

弓と矢を使って28メートル先にある直径36センチの的を狙い、矢があたった本数を単純に競います。

 

的の矢があたった場所が重要なのではなく、的自体に矢があたった本数で競います。

試合では、1人につき4射弓を引くことができます。

4射中、4本全て的に当てる事を皆中(かいちゅう)と言います。これは思った以上に相当難しく、達成した場合には敬意を表して観客は拍手をします。

知り合いの子が高校時代に3年間弓道部に所属し、部活動引退まで一度も皆中(かいちゅう)を達成できなかったそうです。(運動能力や運だけでは達成できる競技ではないそうです)

 

弓道の見どころはどんなところ?

静寂で張り詰めた空気の中で行われる弓道は、矢が的に命中した瞬間に的から聞こえる「パーン」という音が会場に響き、これが心地よく聞こえます。そして、皆中(かいちゅう)を達成したとには拍手で敬意を表します。

また、日本古来の武道だけあって、弓を引く上で基本となる「射法八節」と言う作法があります。

射法八節とは基本となる射法の一連動作であり、弓道をする為には必ず理解していなければなりません。

この作法は、よくわからないのですが、「足踏み」「胴造り」「弓構え」「打起し」「引分け」「会」「離れ」「残心」の7つの動作があるそうです。

立ち姿から始まる一連の動作は流れるように綺麗であり、また優雅でもあり、これこそ武道と思うでしょう。

(とにかく、はかま姿で背筋をピーンと伸ばしている姿はとても素敵です。)

弓道が心身を鍛錬するための訓練だというところに魅力があるのかもしれません。

 

弓道はよく自分との戦いと言われ、極めれば極めるほど先があり、終わりが見えないそうです。

体力勝負の競技と違い、限界がなく体力もあまりいらないから歳をとっても続けることができます。

弓道好きのほとんどの人がこの終わりのなさと、自分と向き合えることに魅了され、のめり込んでいるのではないでしょうか。

 

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