春!日本の三大桜の名所を知っていますか?
桜の三大名所とはどこでしょうか?
吉野山(奈良県)、高遠城址公園(長野県)、弘前公園(青森県)だそうです。
【吉野山の桜】
吉野山は奈良県のほぼ中央に位置し、約1300年もの前から「ご神木」として
愛されてきた桜があります。
その桜は標高順にそれぞれ「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と
地名がついています。
例年であれば桜は4月初頭頃に「下千本」エリアから咲き始め
徐々に山々を桜が埋め尽くしていきます。
野生の桜、シロヤマザクラを中心に約3万本の桜がシーズンになると開花し
吉野の山をみごとに彩ります。
今年は春の訪れが早いので、桜の見頃はさて、どうでしょうか。
【高遠城址公園の桜】
長野県伊那市高遠町にある高遠城址を中心に
少し赤みのあるタカトオコヒガンザクラ約1500本が植えられていて
古くから「天下第一の桜」と称され、公園がピンク色に包まれて満喫できます。
明治8年に荒れたままになっていた高遠城址を何とかしようと旧藩士達が
馬場の桜を城址に移植したのが始まりだそうです。
見頃は4月上旬~中旬、城址公園に花をみるために約20万人の観光客が訪れます。
車で出かける人は十分気を付けて下さい。
高遠の桜は混雑と渋滞で有名です。
道路状況について把握していないと2~3時間は動けなくなります!
渋滞や混雑回避について事前に確認する事をおすすめします。
今はスマホがあるので現在の状況がわかりずいぶんと便利になりました。
【弘前公園の桜】
青森県弘前市ある弘前公園には、天守閣と公園一帯に
ソメイヨシノを中心に枝垂桜や八重桜など約50種2600本の桜が咲き誇ります。
また、樹齢130年の日本最古のソメイヨシノが桜守りによって
大事に育てられています。
一般的にソメイヨシノの寿命は5~60年と言われています。
なぜ弘前公園にある桜の寿命が他より長いのでしょうか?
それは、青森県の特産品であるりんごの剪定技術を桜の管理に
取り入れた事によるそうです。
本来、桜の枝は切らないのですが、ここ弘前公園の桜は
枝を切り落とすことにより桜の花びらに栄養をまわして
綺麗な花を幾重にも咲かせているそうです。
近頃、弘前流の桜剪定手法が全国的に注目を浴びているそうです。
現存するお城にピンクの桜が残雪の岩木山をバックに咲き乱れるさまは
美しいの一言。
晴れた昼間の桜も綺麗ですが、ライトアップされた夜桜見物も堪能したいですね。
日本人なら日本三大桜の名所の全て見てみたいものですネ!