シミができる原因とは?
皆さんご存知の紫外線と皮膚への刺激に問題があります。
私たち人間の肌は、お肌の新陳代謝が28日周期でおこなわれています。
この周期は生活習慣の乱れ、紫外線ダメージなどが積み重なったときに変わります。
お肌表面にある表皮部分の下から細胞はどんどん作られていていて
近くにはメラノサイトと言って、私たちの肌の色を決める色素が生まれます。
紫外線や摩擦などによって刺激を受け、メラノサイトが細胞を守るために
メラニンを過剰に分泌します。
お肌の周期が正常であれば、垢と一緒にメラニンも排泄されていきますが
もし、メラニンがお肌の中にたくさん溜まり、お肌の新陳代謝周期が遅れれば
結果としてシミ予備軍やシミがでてきます。
こんなところにシミあったっけ?
近頃なんとなく肌がくすんでいる気がする等、お肌に異変を感じたことはありませんか?
特に中年以降の方には多いのではないでしょうか。もちろん若い人でも十分あり得ます。
今まで無かったのに突然シミに気づいてしまい。。。。。。。。。
頭から離れなくなり落ち込んだりする人もいます。
皆さんがそれぞれ持っているご自身の顔のイメージもシミがあるのとないのでは
ものすごく気分も変わります。
シミの原因は日焼けだけ? 増やさないための予防法はあるの?
★世間でよく言われるのが、紫外線からお肌を守ることです。★
★紫外線対策は、鉄則です!!!!!!★
紫外線はシミだけではなくシワなどの老化を早めてしまう最大の敵です。
しかも、日常生活する上で紫外線からは避けて通れないのも実情です。
だから紫外線UVケアや紫外線防止グッツなどでお肌を守ることが基本中の基本です。
年中UVA、UVBの波長の違う紫外線は出ていますので、日常生活やレジャーに合わせ
紫外線UVケアや対策をおこないましょう。
・紫外線UVAとは
UVAは、地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。
照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻です。
浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており
ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す
繊維芽細胞に損傷を与えます。
・・コラーゲンとは
体内で最も多量に存在するタンパク質です。
コラーゲンが不足すると皮膚表面は肌荒れを起こしたりします。
またコラーゲンは皮膚や血管だけでなく、骨や歯などを健康に保つために欠かせない物質です。
・・エラスチンとは
皮膚や血管などの弾性に富む組織に多く存在しているタンパク質の一種です。
肌に柔軟性を与えているといわれています。
肌におけるエラスチン含有量は20代後半をピークに減少していきます。
・・ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、糖の仲間です。
「N-アセチルグルコサミン」と「グルクロン酸」と呼ばれるふたつの糖が
一列に規則正しく交互に結合してできていて、私たちの体の中では数万も
結合して、ヒアルロン酸の行列をつくっているのです。
そして皮膚では体中にある半分のヒアルロン酸が存在しています。
また、ヒアルロン酸は、目、皮膚、関節など体のいろいろなところに存在しています。
・・繊維芽細胞(せんいがさいぼう)とは
肌は大きく分けて3層の構造になっており、「表皮」「真皮」「皮下組織」となっています。
このうち「真皮」に線維芽細胞として存在しています。
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを作り出す細胞です。
加齢や紫外線によって働きが鈍るとコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの
生産力が落ちることによって顔のたるみやシミ、潤いの低下の原因となります。
やっぱり、日焼け止め
やはり、年中使用すべきアイテムです。
色々なメーカーから、クリームタイプ、スプレータイプ、パウダータイプなど
様々な種類が販売されています。
また敏感肌の方などにも使える、安心なノンケミカルやオーガニックの
日焼け止めも人気です。
お肌に過剰な刺激を与えない
クレンジングや洗顔などのスキンケアの際に過剰に強くこすったり
熱いお湯で洗ったり刺激を与えずに優しくお肌をケアしましょう。
無意識のうちに掻いたり、繊維などでの摩擦にも注意しましょう。
汗ばんでいたり、汚れた体は石鹸やボディーソープを付けて軽くこすり洗いだけで十分です。
毎日、お風呂やシャワーに入りますから、この程度の洗い方で十分です。
よくお風呂で垢すりをしすぎてヒリヒリ肌になったと言う人を聞きます。
これは絶対やめて下さい!!
常日頃から、シミの原因となる紫外線や皮膚への刺激に注意した生活を心がけましょう。